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三菜一汁 兼業主夫への道
by bankiero
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不要になったのは、個人か、組織か、それとも流行か

Excite エキサイト : 経済ニュース

今日になって、やはりライブドア関連の株価が一気に値を下げているようである。
昨日、社内調査状況の中間報告を発表して以来、堀江氏の姿は見えない。
今頃、写真週刊誌の記者たちが、懸命にその所在をつきとめようとしているのだろう。
まぁ、職と住が同じ建物の中ということだから、あまり目立ったスクープはないかもしれないが。
今回の株価騒乱で、「ライブドアつぶし」ともいうべき状況は、確実に進行しているのだが、さて、世の中が必要としなくなったのは、堀江氏という人物なのか、ライブドアという会社なのか、はたまた「ヒルズ族」と呼ばれている人々なのか。

実業界において、堀江氏という人物は、いわば「異端」である。
「血が濃くなりすぎないように異端を受け入れる」という考え方は、生命体が族として生き残ってゆくための手段だと聞いたことがある。
彼は実業界に確実にその足跡を残したが、異端が時を経るごとに族社会に融合されていくという一般論からは外れていたようだ。そういう場合、社会のシステムとして異端は自動的に排除される。
それが自然の摂理なのかもしれない。

その異端者が作った会社がライブドアであり、その異端者に吸い寄せられるように「プチ異端者」が集まって、「ヒルズ族」を形成している。
考えてみれば、彼を放逐しようとしている業界のトップリーダーたちは、彼らが若いときは、やはり異端の素性を持っていたのではないかと思う。
努力するだけで、実直に与えられた仕事をこなすだけで、一部上場企業取締役とか業界屈指とか関係団体の重鎮とかになれるほど、日本という国は甘くはないはずである。
社会から不要とされているのは、はたして何者であろうか。

ここで、考え方の原点に帰ってみると面白い。
インターネットおよびコンシューマーネットワークというものは、サブカルチャーから発展したものである。
サブカルチャーは、いつしか大きな波となり、カルチャーへと発展してゆく。
マンガやアニメーションなどもそういうものだ。
ただ、このサブカルチャーは、カルチャーを通り越してインフラへと変貌を遂げたのである。
カルチャーであるうちは、産業や生活への影響はわずかなものであるから、財界も国も大きく取り扱うことはない。
法令違反だけに目を光らせていればいいのである。
しかし、インフラとなるとその様相は一変する。
日本人は、電気、ガス、水道、テレビ、電話と、現代人の必要とするインフラの存在を、ごく当たり前のものとして享受している。まさか、災害でも起きない限り、そのインフラの存在が揺らぐことはないと考えるだろう。
そこに今、インターネットという新しいインフラが加わることになってきた。
このインフラを育て上げたのは、紛れもなく、サブカルチャーを育ててきた異端たちであるが、インフラになったとたん、彼らのコントロールを離れることを余儀なくされる。

その最初の一手が、堀江氏、ライブドアもしくはヒルズ族の放逐だと考えるのは、おかしいだろうか。

いろいろな説があるが、やはり、僕は堀江氏は、(氏に対する個人的な好き嫌いは別として)社会から放逐されようとしているのかもしれないと考える。その巻き沿いがが「ライブドア」であり、この大舞台そのものが「ヒルズ族」への見せしめの意味合いが強いのではないかと考える。

堀江氏に舞台にもう一度上がる機会は与えられるのか。
それは、10年後にはわかるだろう。
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by bankiero | 2006-01-20 13:32 | 雑感
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